ハワイ・ウクレレ

ハワイの音楽といえばウクレレ。ウクレレといえばハワイ。特徴的な音色と軽やかなメロディは、どこにいても一瞬聞いただけで南国の空気を運んでくれます。
ハワイに訪れた際にはビーチやショッピングだけでなく、ハワイの文化であるウクレレにも触れてみたいものです。楽器の中でも比較的演奏が簡単と言われているウクレレ。重量も軽く、特別な技術や他の道具もいらないことから誰からも親しまれています。
日本のウクレレの第一人者と言われる関口和之氏(サザンオールスターズ)が2009年に発足した「ウクレレ・ピクニック・ハワイ」はハワイを代表するウクレレのイベントとして毎年多くのウクレレ好き・音楽好きを楽しませています。
お土産として買って帰るのはもちろん、この機会にウクレレの音色に触れて夕暮れを犬とのんびり楽しみながら音楽を堪能する、そんなハワイの楽しみ方も良いのではないでしょうか。

ウクレレの歴史は19世紀後半にポルトガルからやってきたことに始まります。
当時のハワイ王国はサトウキビの栽培が盛んで、そのための労働力として移民を受け入れていました。ポルトガルからの移民の中にいた3人の職人が作った楽器がウクレレの原点です。ハワイの木材であるコアを用いてポルトガルの楽器・ブラギーニャを作り、それが改良を重ねて現在のウクレレへと進化しました。
ウクレレという名前の由来は諸説あります。
UKUは「蚤」、LELEは「跳ぶ」という意味を持つことから、軽快に演奏する姿を見た人々がそう呼ぶようになったという説、ウクレレの弦を爪弾く様子が飛び跳ねる蚤のようだという説。また別の解釈では、UKUは「贈り物」、LELEは「やってくる」の意味もあるため、「(ポルトガルから)やってきた贈り物」という説もあります。

気軽に始められるのがウクレレの魅力です。
ハワイには多くのウクレレ専門店があり、観光客やキッズから上級者まで幅広いニーズに応えてくれます。日本語が通じるお店やウクレレレッスンを行っているお店もあるので、あまり難しく考えずにウクレレの世界に触れてみると良いでしょう。

■ウクレレの価格

他の楽器と同じようにウクレレの価格は幅広く、記念に購入するのか、それとも本格的に始めるのかによっても変わってきます。ハワイで売られているウクレレは数十ドルのお手頃なものから、500ドル以上する高価なものまで様々です。
もちろん高価なウクレレは音質も安定して美しく材質も上質ですが、用途に応じたウクレレを選ぶことが大切です。価格だけにこだわらず、持ってみた感触や音色などピンとくる一本を探しましょう。

■初心者にもおすすめのお店

※上記の情報については変更する事もありますのでご注意ください。