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犬との海外旅行豆知識

海外旅行で準備するもの(出発前)

楽しい海外旅行にしたいなら、準備をきちんとすることが第一歩。
旅行の前日や当日に焦らないためにも、必要なものは余裕を持って準備しておきたいですね。ここでは、海外旅行で準備するものをいくつかピックアップしてご紹介致します。

■パスポート

海外旅行で絶対に忘れてはいけないのが、パスポート。パスポートは、国籍・身分を証明するための重要な公文書です。パスポートの取得は、各都道府県の申請窓口にて行います。海外に行くときは絶対に忘れないで下さい。
旅行の際には、パスポートをなくしてしまったときのためのことを考えて、予備の写真を2枚用意しましょう。パスポートの再発行が比較的スムーズに行きます。

■トランク

荷物を入れるのに便利なトランク。
大きいものは荷物となりますが、サイズの規定を守れば、飛行機の中に持ち込むことが出来ます。機内に持ち込むことができるトランクのサイズは、100席以上の航空機の場合は、三辺の合計が115cm以内、幅×高さ×奥行きのすべてが55cm×40cm×25cm以内、重さが10kg以内。
100席未満の航空機の場合は三辺の合計が100cm以内、幅×高さ×奥行きのすべてが45cm×35cm×20cm以内、重さが10kg以内が目安です。各航空会社によって若干の違いもありますので、事前に確認して下さい。
機内に持ち込める荷物の個数は、ハンドバッグ程度の小さなもの1つと、サイズの規定を守った大きめのもの1つが目安です。

■お金

海外に行くなら、円も現地の通貨に両替する必要があります。
出発の日よりも前に、事前に銀行で両替しておくことも出来ますし、銀行の出張所がある空港であれば空港内の銀行での両替も可能です。現地に着いてからの両替も出来ますが、海外旅行に不慣れなうちは日本で前もって両替することをおすすめします。

■携帯電話

海外で携帯電話を使う場合、国際ローミングに対応している機種をお持ちであれば、日本で使っている携帯電話やPHSをそのまま海外にもちだしても使用が可能です。海外に対応していない機種でも、SIMカードがある携帯電話であれば、SIMカードを海外対応の機種に入れ替えて使うことで海外での使用も可能となります。
国際ローミングにもSIMカードにも対応していない携帯電話の方は、回線契約されている電話機をレンタルすることが出来ます。短期間の海外旅行や電話の費用頻度が少ない場合は、レンタルが良いでしょう。

■変圧器

海外では、日本と違う電圧を採用していることが多いため、たとえプラグの形状が同じであっても、日本の電気製品をそのまま使うことは出来ません。形状が同じだからといって、そのまま使用をすると、電気製品が破損してしまうことや火災につながる恐れもあります。
日本国内向けの電気製品を海外で使う場合は変圧器が必要になります。プラグの形状変換コネクタだけでは電圧の変化には対応出来ないので、日本国内向けの電化製品を海外で利用するときは、変圧器を用意しましょう。
パソコンを利用するシーンが多ければ、パソコンと充電したいものをUSBケーブルでつないで、電圧やプラグの形状を気にせず充電が出来ます。

■服

暖かい地域を旅行する場合、一見袖の長い服や上に羽織るものは必要ないかのように思われますが、朝晩は身体が冷え込み冷房を強めにかけているホテルや施設もあります。暖かいところを旅行するときでも、冷え対策用に上に羽織るものを持っていくのがおすすめです。
また、ビーチサンダルを用意するのもおすすめ。ビーチで楽しむときはもちろんですが、宿泊施設に貸し出し用のスリッパがないときにも活用出来て便利です。飛行機の中でも、スリッパ代わりに使えます。現地で調達することも出来ますが、前もって日本で用意しておくと慌てずに済みます。
パジャマを置いていない宿泊施設が多いので、パジャマを持っていくと旅先でもリラックスしてくつろぐことが出来ます。

持っていくと役立つもの

■クレジットカード・トラベラーズチェック

なるべく現金を持ち歩きたくないのであれば、クレジットカードやトラベラーズを準備すると良いでしょう。万が一現金が必要になった場合でも、クレジットカードがあれば現地のATMでキャッシングが可能な場合もあります。

■バッグの鍵

盗難防止のために、鍵をつけましょう。
アメリカ国内を旅行する場合は、TASロックで施錠します。

■重要書類のコピー

パスポートなどの重要書類はコピーをとって携帯します。
バッグにしまうときは、原本とは別な場所にしまうようにします。コピーをとっておいたほうがいいものは、パスポート(顔写真と生年月日)・クレジットカード(カード番号と使用期限)・トラベラーズチェックの購入控え(なくしたときの再発行に必要)・旅行券(帰りの飛行機の航空券など)です。
また、緊急連絡先はメモをとっておきましょう。特に、クレジットカードを紛失した時にかけるヘルプデスクの電話番号は必ず控えて下さい。

■国際運転免許証

旅行先で自動車の運転をする方は、国際運転免許証を持っていきましょう。現地では国際運転免許証だけあっても効力がないので、日本国内の運転免許証も忘れずに。

■ポケットティッシュ

海外はトイレットペーパーが常備されていないところが多くあります。
水に流せるタイプのポケットティッシュがあると良いでしょう。